名探偵ノコピ:ねこくらまんじゅう殺人事件

イラストタイトル/死因:ねこくらまんじゅうによる窒息死。

20〇〇年〇月〇日。都内某所にてまたもや殺人事件が発生した。
死体の状態からみて死因は窒息死、外傷はない。
部屋は密室ではないが、セキュリティが厳重でオートロック完備、出入りがあればすぐわかる状況だ。
入出履歴を見ると被害者が部屋に入った以降の記録はない、つまり実質の密室殺人ということになる。
部屋には洋服タンスはあるがとても隠れるスペースはない。ベッドの下は隙間もなく被害者のものであろうグラップラー刃牙が全巻積まれている。あとで読んでおこう。
部屋の隅では4匹、巨大猫がじゃれあっているが今回の事件にはなんら関係はないだろう。刃牙を読みながら高級ちゅ~るをあげよう。
被害者の手元にあったスマホを調べると、録音アプリで録音したと思われる痕跡を見つけた。
警部は再生ボタンを押した。

「ねーこくーらまんじゅう押されてなーくなっ! ねーこくーらまんじゅう押されてなーくなっ! ギャーーーー」

警部が名探偵ノコピに問いかけた。
「何かわかったかね?」
ずっと神妙な面持ちで考えていたノコピが答えた。

「……あっ!すいません、晩御飯何にしようか考えてました….」
事件は迷宮入りした。