イラストタイトル/おひるね。
昼寝。気持ち良いですよね~。
僕は休みの日とかは昼ご飯食べたあと絶対昼寝してますよ、眠くなっちゃって。
満腹まで食っちゃったらまぁ動けないので100%眠りにおちます。
今回のイラストもひるねです。
巨大猫と女の子が心地よい眠りにおちています。
zzzzzzzz。
zzz…!!
休日の昼下がりは至福の時ですね~。
The secret to art is that it’s an illusion.
20〇〇年〇月〇日。都内某所にてまたもや殺人事件が発生した。
死体の状態からみて死因は窒息死、外傷はない。
部屋は密室ではないが、セキュリティが厳重でオートロック完備、出入りがあればすぐわかる状況だ。
入出履歴を見ると被害者が部屋に入った以降の記録はない、つまり実質の密室殺人ということになる。
部屋には洋服タンスはあるがとても隠れるスペースはない。ベッドの下は隙間もなく被害者のものであろうグラップラー刃牙が全巻積まれている。あとで読んでおこう。
部屋の隅では4匹、巨大猫がじゃれあっているが今回の事件にはなんら関係はないだろう。刃牙を読みながら高級ちゅ~るをあげよう。
被害者の手元にあったスマホを調べると、録音アプリで録音したと思われる痕跡を見つけた。
警部は再生ボタンを押した。
「ねーこくーらまんじゅう押されてなーくなっ! ねーこくーらまんじゅう押されてなーくなっ! ギャーーーー」
警部が名探偵ノコピに問いかけた。
「何かわかったかね?」
ずっと神妙な面持ちで考えていたノコピが答えた。
「……あっ!すいません、晩御飯何にしようか考えてました….」
事件は迷宮入りした。
20〇〇年〇月〇日。都内某所にて殺人事件が発生した。
死体の状態からみて死因は圧死、その他の外傷はない。
部屋は密室で、誰もが入れる状況ではなかった。
窓も厳重に閉まっており、クローゼットはあるが隠れるほどのスペースはない。
部屋の隅に巨大な猫が2匹、寝ているが今回の事件には特に関係ないだろう。あとでちゅ~るをあげよう。
被害者の手元には、血でダイイングメッセージと思われる言葉がこう書かれていた。
「ねこバーガー」
警部が名探偵ノコピに質問した。
「何かわかったかね?」
ずっと考えているような雰囲気だったノコピが言った。
「皆目見当もつきませんねぇ」
事件は迷宮入りした。